ひとりディズニーデビューした話
公私ともどもストレスが溜まってしまい、これは発散しないと心が死ぬ!と思って休みの希望を出してディズニーに行ってきた。ひとりで。
今までひとり映画館、ひとりレストランは難なくクリアしてきたけど、ひとりディズニーは途轍もなく高い壁で生涯やることはないだろうと思っていた。しかしやった。そうしたら案外楽しくてハマった。
元来、わたしは人のことを気にしすぎる性格でなかなか自分の意見を言うことができない。あまり好きではないものや嫌いなものでも自分の意見を言えないので、否応なく付き合う。結果、精神をすり減らしすぎて疲れる。その繰り返し。そのループから抜け出したかった。
Twitterを始めてから意外とひとりディズニー行っている人が多い。そして皆楽しそう。いわゆるDヲタと呼ばれる人たちなのだが、わたしも一眼と年パスは持ってないもののディズニーは映画もキャラクターもパークも好きで毎年必ず通っている。(あれ?なんだか似ている?これならわたしもひとりディズニーできるんじゃない?)と妙な自信がつき、ストレス解消という名目でディズニーリゾート行きのバスに乗り込んだ。
ひとのことを必要以上に気にするわたしだから、バスの座席に座っているだけなのにまー緊張した。タートルネックを着ていないのに首を締め付けられてるような錯覚に陥るほどだった。
あっという間にバスはパークに着き、恐る恐るチケットカウンターで注文した。キャストのお姉さんのなんと優しいこと!そこで一気に緊張感がとけた気がする。
パークに入ったら30分足らずでショーが始まるとのアナウンスが入った。ジャニヲタの『良席確保!』の血が騒ぎ、慌てて場所確保に走った。
ショーが始まった。わたしが確保した場所はリドアイルというところで、ダッフィーやシェリーメイなどディズニーシーのなかでも随一のモフモフを誇るキャラクターたちが船から降りてゲストに挨拶をする場所だ。
これは実際にディズニーシーに行って味わってもらいたいのだが、もうとンにかくかわいい♡モフモフすぎてかわいい♡
ダッフィーとシェリーメイはちびっ子のようなたどたどしさがあり、ジェラトーニは元気いっぱいな子だし、スティッチとエンジェルはダンサーのエース並にキビキビと動いて振付のひとつひとつがかっこいい♡目がいくつあっても足りない。
最初にあったストレスなんかどうでも良くなった。いや、頭から消え去った。このモフモフかわいい子たちを見ていたら明日からもまたがんばろう。疲れたらかわいい子たちに会ってまた元気をもらおう。アトラクションに乗って絶叫してストレス発散するのもいいけど、かわいい子に会うだけでストレス解消できることを知った。かわいい子たちのやちょっとでも気に入ったグッズはどんどん買っていこう。そうやって心を回復していこう。
回復呪文は教えてもらえたから、また会いに行こう。今度はハロウィンかクリスマスの頃にでも。